母の葬式の時はしまむらで喪服を買いました

私の母は、早くに父親を亡くし、祖母はシングルマザーとして母とその兄、つまり私の伯父を育てました。祖母は長男である伯父を大学まで行かせましたが、母は家計を助けるため、美容学校に行き、美容師になる道を選びました。東京で修行した後、二十代で地元に店を構えました。祖母が経理をし、母は店を守りました。

美容室では、ヘアカットやパーマや毛染めだけでなく、着付けもやります。毎年成人式の日は母は何人もの新成人の着付けと髪結いをするので早朝から大忙しでした。

私は、母の仕事をあまり好きではありませんでした。子供の頃は、母が毎日働いているのは寂しかったし、母は職業柄服装やメイクも派手だったので、恥ずかしく思ってました。

私が中学3年のとき、母は更年期障害が酷く出て、手に力が入らなかったので、ハサミやドライヤーを落としてしまうことがあり、店を弟子に譲って専業主婦になりました。

体調が落ち着くと、親戚がやっている写真館で、七五三や成人式のときに、ヘアメイク着付けと写真のセットでサービスを提供するようになりました。それが口コミで広がりとても人気になりました。しかし、恥ずかしながら、親戚といざこざになり、その仕事も辞めました。

しばらくして、母は近所のお友達の娘さんの成人式の着付けとヘアメイクを個人的に手伝ったことから口コミで人気になり、また成人式の仕事をするようになりました。私はもう大学から家を離れていましたが、実家に帰るたびに、母は自分が着付けしたお嬢さんたちの写真を見せてくれました。

私は母の仕事を子供の頃はあまり好きではありませんでしたが、口コミで人気になるほどの母の技術を大人になって誇りに思うようになりました。

私の結婚が来まり、結婚式のヘアメイクを私は母にお願いしました。そういえば、私自身の成人式には、別の有名美容室にヘアメイクをお願いしたのでした。なんと親不孝な娘でしょう。。。

結婚式と披露宴手間ではウエディングドレスと振袖を着ました。母は新婦の母でありヘアメイク担当でもあり、とても忙しい1日でしたが、大はりきりで頑張りました。私の花嫁姿、たくさんの人たちから褒められました。母のおかげです。

母に結婚式のヘアメイクをお願いして本当に良かったと思います。母はその数年後にガンで他界してしまったのです。かなり急死だったので、お葬式もバタバタでしたね。喪服はしまむらで買った記憶があります。(今は通販の方が安くて良いみたいですね⇒しまむら喪服

母は自分でも着物を楽しんでいたので、着物をいくつも持っていました。私は母の遺品を譲り受け、着付けを習いに行きました。着付けって楽しい!と思いました。自分で着物を着て、夫と落語を見に行ったりもしました。

その後私は妊娠出産子育てで着物の着方を忘れてしまいましたが、子供も小学校高学年になるので、また着物を楽しめる生活を近いうちに始めたいなと思っています。

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